人間は自然災害疫病を100年経つと忘れてしまうようです。
ペストもスペイン風邪もアジア風邪もサーズもマーズもあったのに。
防疫方法もそれほど進歩していないようです。今までインフルの予防接種位しか関心がありませんでした。
マスクに頼り、せきやくしゃみを嫌い、ロックダウンし、罹患者を差別し、じっと疫病が去るのを待っている。弱者の救済も満足のいくものはなかった。治療薬もまだ、ワクチンもまだ、検査は不十分。
そこでは、それまでにあった社会の歪みや偏見や差別が露呈しました。
人間としての誇りを持って不条理に立ち向かい生きていくにはどうしたら良いのか、私たちの生活は、明らかにコロナの前と変わってしまったように思えます。ハグすることも、握手することもなくなってしまいました。挨拶を交わすのも遠慮したりしているようです。インターネットの情報に直ぐに影響されてしまいます。
口角泡を飛ばして議論することもなくなってしまった。人の温かみを人のぬくもりを私たちはどこで感じて生きていくのだろうか。
今、イランとイラクだけでなく、中国とアメリカ、中国とフィリピン、そして北朝鮮ロシアなど、国際的な紛争や国際的な不条理が広がって炎上している。日本もいろいろな国と紛争を抱えていくのかもしれません。
不安はそれだけではありません。自然環境の破壊、PM2.5黄砂、マイクロプラスチック、異常気象、山火事、南極北極の氷が溶ける、南洋の島が水没する、生態系の崩壊、疫病の発生、頻発する地震、火山噴火の恐れ、水害、原発放射能問題、環境ホルモン問題等々など、一体いくつの苦難があるのでしょうか。
それでは今私に何ができるだろうかと考えてしまいます。
まずは生き抜くこと
家族を守ること
元気に仕事を続けること
仕事を通して地域社会に貢献すること
クラスターにならないこと
不幸にして罹患した人たちに差別の目を向けないこと
そのためにはどんな努力をすべきだろうか
そんなことを考えています。私1人では小さな小さな存在ですが,どんな努力でもしたいと思います。皆さん,頑張りましょう。