令和4年10月14日、研修セミナー(第92回) を開催しました。

 今回のセミナーでは、「残業をめぐる紛争と企業の対応」を取り上げてお話し致しました。

 今回も、講演はパートナーの塩谷知一弁護士が務め、それをシニアアソシエイトの平山周恒弁護士がサポートする形で行いました。

 TLOの顧問先各位からは、近時、労務管理に関する相談が数多く寄せられていますが、中でも、残業をめぐるトラブルについては、例えば、いわゆるサービス残業の問題だけでなく、就業規則(賃金規程)における「固定残業代」の定めの当否や「管理監督者」に該当するか否か等、その相談内容は広範多岐にわたっており、労務管理部門において対応に苦慮される場面も少なくないものと思われます。

 そこで、改めて残業に関する正確な法律知識と残業代(割増賃金)請求に関する諸判例を解説し、企業側としてのあるべき今後の備えについてお話をさせて頂きました。