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Kさん(早稲田大学LS卒。修習地静岡)

 私は,平成25年度にTLOサマーインターンシップを受講し,平成27年度司法試験に合格しました。司法試験には2度不合格となりましたが,TLOサマーインターンシップの研修期間を通じて,K先生,M先生をはじめ,多くの先輩法曹の先生方の姿を間近で見ることができ,自分が目指す法曹像が具体化したことから,最後まで諦めずに努力を継続することができ,司法試験に合格しました。
TLOサマーインターンシップの特徴は,①実際の事件記録を題材に研修スケジュールが組まれているため,弁護士が実際に事件処理にあたる際の思考の流れや手続の流れを追体験することができること,②弁護士と同じ執務室で研修課題に取り組むため,最も間近で弁護士が事件処理に取り組む姿を見ることができること,③研修期間2週間のうち,睡眠時間以外のほとんどの時間,弁護士と生活をともにできることにあると思います。
①については,特に,諸手続の段階で提出が必要になる書面(訴状や証拠説明書など)の起案を,タイトな時間制限の中で,実際に裁判所に提出することができる形式,内容で行ったこと,起案について所属弁護士の先生方全員の講評を受けることができたことは,これから司法修習に取り組むうえでも,その後実務に出るうえでも,大変有意義な経験であったと感じています。研修期間中は,研修課題としてほぼ毎日何らかの起案を行いますが,それらの課題をこなしていくうちに,法曹として必要な「実務技量」とは何か,それを身につけるにはどうすればいいか,といったことについて考えるきっかけができると思います。
②については,大規模な事務所ではなかなか実際に弁護士が働いている姿を間近で見ることはできないかと思います。しかし,TLOでは,一日中,弁護士が実際に働いている執務室内に入って,弁護士と相談者・依頼者との電話でのやり取りや,事件の見通しについての弁護士同士でのやり取り,事務局とのやり取り,調査・起案に取り組む様子などを間近で見ることができます。執務室で働く先生方の姿を見て,将来法曹として働く自分の姿を具体的にイメージできると思います。
③については,昼食は所属弁護士の先生方と,夕食はK先生,M先生とともにすることで,実務における心構えや,仕事以外の生活面についてのお話を聴くことができました。さらに,こうして研修期間を過ごすうちに研修同期の仲間とも親交を深めることができました。
私は,現在第69期司法修習の準備をしていますが,TLOサマーインターンシップの研修内容がその後の司法修習や実務に「直結」していることを日々実感しています。さらに,K先生,M先生をはじめ,弁護士の先生方,事務局の方々,同期の仲間とともに2週間という「濃密な」研修期間を過ごした経験は,その後の実務において大きな財産になると確信しています。司法修習までの空白期間を法曹としての「実務技量」を磨くために有意義に過ごしたいという方は,是非TLOサマーインターンシップへのご参加をお勧めします。

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