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Nさん(早稲田大学LS卒。 修習地:静岡)

1 TLOサマーインターンへの応募のすすめ
これをお読みになっている方々は、既にTLOサマーインターン(以下、「本インターン」といいます。)にご興味を持ちながらも応募しようか迷っておられるのだと思います。司法試験受験前という切迫している時期ですと、なかなか応募する気になれないかもしれませんね。ただですね、私は絶対という言葉をあまり用いるのは好きではありませんが、そんな私でも、本インターンに絶対応募した方がいいと断言できます。体験できること、得られるものが他とは違うからです。
他の事務所のサマーインターン等は、実質は採用目的でなされており、法曹としての実力を伸ばす機会というのは二の次となっております。また、その事務所に入所しない限り、その事務所の先生方との関係はそれきりという所がほとんどだと思われます。一方で、本インターンは、2週間という長きにわたり、研修に重きをおきつつ、TLOの先生方と受験生間で本当の意味での、法曹としてのつながりをもち、今後も一緒に成長していこうという目的でなされていると思います。それらを、充実した研修内容、過去に本インターンに参加された方との交流、司法試験合格後の先生方との継続的なお付き合いもあること等々多くのことが裏付けています。なかなかうまく表現できないのですが、うまく表現できないほど非常に貴重な体験ができますので、まずは応募してみることをお勧めいたします。

2 本インターンに応募した経緯
 機会があって、先生方が学校にお越しになりお話を拝聴する機会がございました。先生方のお話の上手さはさるものの、元裁判官のK先生、初めから独立して弁護士人生をスタートされたM先生、元々ご自身の事務所を経営されていたS先生の御三方がそれぞれ異なるバックグラウンドをもち、それぞれの個性を発揮されながら、一体感のある雰囲気を醸し出しておられ、その雰囲気に魅力を感じました。また、地域社会でのリーガルサービスの提供はどのようになされているのだろうかという興味、楽しいレクリエーションが存在すること等から、チャンスがあれば、本インターンに参加したいという気持ちが高まり、応募したところ、運よく参加を許された次第です。

3 本インターンの研修のご紹介
おそらくこれを読まれている方は、どんな感じで研修が行われるのかと気になっていると思います。TLOのHPで研修のスケジュールが記載されておりますが、隠さないで申し上げますと、本インターンは、とてもハードです。毎日1、2通の起案が課題として出され、それをこなすだけでも大変です。しかも何かを写しておしまいという軽い課題ではなく、リーガルリサーチ等をすることもありますが、自分自身の頭で徹底的に考えることを要する重たい課題です。他の優秀なインターン生の方々とともに、先生方のフィードバックを受けることになりますので、雑な、恥ずかしい成果物は出せないという気持ちになります。ただ、私はいい意味での緊張感を持ちつつ課題に取り組むことができました。いい成果物を出せたわけではないのですが(笑)
課題は大変ですが、その分勉強になります。K先生をはじめ、先生方の長年の実務経験に基づいたクリアなフィードバックは本当に分かりやすく、実力がまさに体に染み付きます。当たり前ですが、本気で課題に取り組んだ分、さらに多く、さらに高い質のフィードバックを得ることができますので、モチベーションが高まると思います。
具体的な課題の内容については、他の方々が体験談で多くを語られているので、それにお譲りすることといたします。

4 研修以外について
本インターンは、司法修習に臨むにあたり、事前研修として位置づけられていることからも、勉強になるのはもちろんのこと、公私にわたり、先生方の法曹としての生き方を拝見する2週間でした。先生方が、他の法曹の方々、クライアント、法律関係者以外の方々とどのようにお付き合いされているのかを間近でみることができますし、その方々とインターン生は交流することもあります。一方で、レクリエーションの場や、先生方のご自宅で夕飯を御馳走になることも多々あり、腹を割ってお話しながら、家族のような密な時間を過ごすことができました。
このような体験は、東京の事務所では、まず得ることができない経験といえるでしょう。

5 本インターンを経て
 本インターンで、法曹の本質という根本的なことを考えることから、訴状等の裁判資料の作成の他、弁護士自身の働き方改革(詳しくは、本インターン等で実際にK先生からお話を聞いてみるといいでしょう。)といった未来を先取りしたことについてまで考え、2週間を過ごしたことは、今でも非常に贅沢な機会であったと思います。既に非常に多くのご経験を積まれた先生方が、日々業務の改善を考えられている姿勢を拝見すると、私はもっと頑張らなければという気持ちになれます。どの道に進むのであれ、現状に思考停止しないことが大事であることを改めて学んだような気がいたします。本インターンをきっかけに静岡修習を希望し、今回も運よく静岡県に行けることとなりました。
これを書いているのは71期司法修習前なのですが、来年の夏も、また新たな受験生の方々がTLOに来られるのでしょう。再来年以降の方々もおられると思いますが、本インターンの先輩として、私も皆さんにお会いするのを楽しみにしております。ぜひ応募してみてください。TLOでお会いしましょう!

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